夕食が遅いと体に良くないわけは

夜間(午後十時から翌午前二時)は昼間と比べ、摂取した栄養を体内に脂肪としてため込むはたらきが活発になります。同じものを食べても、夜の方が昼と比べ太りやすくなります。しかし、体脂肪としてため込めなくなると、あまった栄養は糖や脂肪として、いつまでも血液中に残ります。これが生活習慣病とされる高脂血症、糖尿病の原因です。

BMAL1(ビーマルワン)とは体内に刻まれている活動リズムが正常に機能するように調節するたんぱく質の一種です。
このたんぱく質は体内に脂肪をため込むはたらきがあります。

夕食が遅くなる方には

仕事の都合でどうしても夕食が遅くなる方は夕食を2回に分けることもお勧めです。
残業などで忙しい場合、午後7時頃までに手軽なおにぎりなどで済ませ、夜食は脂肪分が少ない白身魚や豆腐、野菜など消化の良いものを軽く摂りましょう。脂肪分が多いと消化に時間がかかり安眠できません。
特にラーメン、パスタ、ハンバーガー、唐揚げ、チャーハン、デニッシュ、トースト(ジャム&マーガリン)、ケーキ、アイスクリームなどは脂肪分が多く避けてください。
ダイエットにはパンかご飯か ごはんはたべると太るから・・・と言う理由で敬遠されがちです。見た目もなんとなくパンの方がソフトで、イメージ的に太りにくそう・・・。 しかしカロリーでみると、ご飯一膳(150g)と食パン6枚切り一枚半(90g)がほぼ同じです。
さらに食パンはバターやジャムをつけるため、カロリーは益々増え、余分な塩分や脂肪分を摂取することになります。
だから、食事制限が必要な方には、腹持ちのよいご飯がお勧めです。